Home > ベリーの育て方 > ブルーベリーの植え替え

ブルーベリーの植え替え
鉢替え鉢増し
ブルーベリーの鉢まし ブルーベリーの鉢替え

ブルーベリーの植え替えには(鉢栽培)大きな鉢に植え替える「鉢増し」と同じサイズに植え替える「鉢替え」があります。

Berry's Water Gardenでは、栽培鉢に5号〜10号の6種類のCSポットを使用しています。 (1号が3cmなので1号サイズ上の鉢は直径3cm大きな鉢になります。)

つまり植え替える根鉢を崩さないと鉢との隙間は両サイドで1.5cmしか無いということです。そこで元の根鉢を1cmほどトリミングして根鉢の周りに約3cmほどの空間ができるようにして植え替えをしています。 (古い根鉢を崩すと根が刺激され新しい根が育ってきます。元気に育てるには根詰まりおこさないようにする必要があります。 )

しかしながらCSポットのサイズは10号までなので(2009年に40cm径のスリット鉢が発売になりましたが未だ使っていません。)、10号鉢を植え替える場合は鉢増し以上にトリミングが必要です。 (置き場所の問題があるのでCS角ポットのサイズまで木を大きくしたくないからと、トリミングして不要になった用土も相当量になるのでそれの処理対策も必要になるから。)


NO.01020304
イメージ用土 植え替え前 根の状態 トリミング
作業内容

土作り(ブレンドの配合)
ピートモス       53%
ココヤシチップ     26%
鹿沼土         16%
パーライト        5%
サンドセット(Ph下げる) 200g
化成肥料 180日溶出タイプ 100g
これらを混合し水を加えて用土を作ります。

植え替え前の状態

マルチは取り除いています。

根の状態
一部に黒色化が見られる。
ピートモスが黒色化して泥のようになると根つまりを起こして最悪枯れてしまいます。
特に水のやりすぎ等で加湿の状態ではミミズが繁殖してこのように黒色化した状態になります。
本来元気な根は鉢から抜いたときに鉢の形のままで全体に茶褐色の根がびっしりと張っています。

根のトリミング
根鉢の下の部分を1-1.5cm程鎌で切り落とします。
鉢増しや植え替えをする場合はこのように一度根を切るとそこから元気な新しい根が生えてきます。


NO.05060708
イメージ整形 除去 スリット鉢 整形後
作業内容

鎌で上下の角を落とし丸く整形します。

黒色化した部分があればその部分の土を取り除きます。
(黒い部分の土の中にはミミズが潜んでいることが多い。)

今使っている鉢よりワンサイズ大きな鉢を用意します。写真の鉢は7号ですので3cm大きな8号鉢(南出のスリット鉢)を用意しました。

根の整形後の状態


NO.091011 
イメージ鉢底 植え込み マルチ
作業内容

鉢の底にココヤシチップを敷きます。
(これまでは鉢底石を使用していましたが石の隙間からミミズなどが進入するので通気にも優れているココヤシチップに変更しました。)

用土を入れて植え替えます。 このとき忘れてならないのが名札です。品種がわからなくならないように必ずつけましょう。

さいごにココヤシチップのマルチをして完成です。