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花蓮の施肥量について |
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Berry's Water Gardenで使用している花蓮の肥料は三菱化学アグリから販売されているレンコン栽培農家向け肥料の「IBれんこん特選です。 栽培を始めた当初は市販されている発酵済有機肥料の大玉を使用していました。 この肥料が原因なのかはわかりませんが植え付け後、水がすぐに青水化してしまうので何か良い肥料はないかと探していたところ、IB化成肥料ならばゆっくり効いて水も濁らないという情報を得、JAにて購入することができました。 本当はIBれんこん1号を入手したかったのですがIBれんこん1号 は茨城農協の専売品ということでIBれんこん特選を購入した次第です。 IBれんこん1号 中粒 4〜8mm チッソ8 リンサン8 カリ8 クド1 IBれんこん特選 大粒 5〜10mm チッソ10 リンサン10 カリ10 クド1 施肥量の計算この肥料は食用蓮用ですが花蓮も同じ蓮ですので食用蓮の施肥量に準じています。 袋の注意書きには年間の施肥量をチッソ換算で25kg/10アール必要と書かれています。 露地栽培の場合、表層土分(10cm)を使う計算なので1,000u(10アール)×0.1m=100立米(100t)になります。 100立米(100t)はリットルに換算すると100,000Lになりますので、1リットルあたりの窒素量は25kg(25,000g)÷100,000L=0.25gになります。 これを主に花蓮栽培で使っているバレンシアポットの用土量で計算すると、実容量が25.4Lなので 0.25g×25.4L=6.35gになります。 このうち元肥として40%施肥するとすると 6.35g×40%=2.54gとなります。 IBれんこん特選のチッソは10%なので 元肥=2.54g÷0.1(10%)=25.4g 追肥=3.81g÷0.1(10%)=38.1g 元肥として「IBれんこん特選」25.4g、追肥として「IBれんこん特選」38.1gが必要ということです。 肥料1個あたりの平均重量は約0.6gでしたので バレンシアポット 元肥 43個 追肥 64個 になります。 IB化成肥料(IBは、イソブチルアルデヒド加工尿素の略称で、水に少しずつ溶け、加水分解を受けて尿素を放出し、尿素は更にアンモニア、硝酸へ変化する。水にゆるやかに溶ける性質を利用して、緩効性肥料として水田、畑、樹園地などに広く使われる。効き方は粒の大きさで決まり、大粒程ゆっくり効く。) この計算でまるやま1号を使った場合の施肥量は下記の通りです。 まるやま1号のチッソは6%なので 元肥=2.54g÷0.06(6%)=42.33g 追肥=3.81g÷0.06(6%)=63.5g 肥料1個あたりの平均重量は約15gなので バレンシアポットで必要な施肥量は 元肥 3個 追肥4個 になります。 ちなみに「ちから1号」を使った場合の施肥量は下記の通りです。 チッソ量は「はまるやま1号」と同 じ6% なので 元肥=2.54g÷0.06(6%)=42.33g 追肥=3.81g÷0.06(6%)=63.5g 元肥として「ちから1号」42.33g、追肥として「ちから1号」63.5gが必要です。 重量は「IBれんこん特選」と同じ0.6g/個なので バレンシアポットでは 元肥 70個 追肥 106個 必要です。 一発れんこんピカイチ チッソ12 リンサン13 カリ13 クド2 メーカー推奨施肥量:240kg/10アール(100,000L) → 2.4g/1L バレンシアポット実容量=25.4L 2.4g×25.4L=60.95g 元肥=60.95 元肥として「一発れんこんピカイチ」60.95g 必要 |