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ミズアオイの育て方
 
NO.01020304
イメージ 播種 発芽 子葉 双葉
作業時期 4月 (播種)5月 (発芽)5月 (子葉)6月 (双葉)
作業内容

種を播くときは種が小さいので塊になってしまいます。綿棒の先に種をとって水につけるとバラケてまばらに播くことができます。種を播いた後は発芽促進の為土はかけません。
種を播く容器はプランター等水をためることができるものを使って下さい。水深は2cm程の深さになるよう調整が必要です。

播種後2週間 発芽しました。この状態を私はにょろにょろ君と呼んでいます。水深は1-2cm

播種後4週間 子葉が育ってきました。種を播きすぎると子葉が絡まってもじゃもじゃ君になります。 自然ではこの状態の後に根が土に根付いて成長していくのですが、発芽数が多すぎると絡まったまま根付かずにそのまま枯れてしまうことも多く、そのような状態であればこの時点で用土に植え付けしてください。

播種後6週間 細長いハート型の双葉(本葉)が展開しはじめました。葉が水上に出てきたらそろそろ植え替えの時期です。


NO.05060708
イメージ 容器 用土 植え替え 成長期
作業時期 6月 (容器)6月 (用土)6月 (植え替え)6月 (成長期)
作業内容

植え付け容器のプラ舟40と3号ポリポットを各35個用意しました。(穴は荷造り用布テープで塞いでいます。)

用土を作ってSETしました。用土の配合はスイレンとほぼ一緒です。ポットの底にIB化成肥料を1個投入しています。

ポリポットに1本ずつ植え替えます。

植え替えから2週間後の状態です。水葵特有の丸いハート型の葉がでてきました。


NO.09101112
イメージ 追肥 開花 最盛期 害虫
作業時期 7月 (追肥)7月 (開花)8月 (最盛期)9月 (害虫)
作業内容

植え替え後4週間が経過、そろそろ花芽が分化してくる時期です。追肥を与えました。

植え替え後6週間が経過、水葵が開花しました。

植え替え後10週間が経過、開花も最盛期を迎えます。ポリカーボネートの屋根下で栽培しているので雨がかからない為、そろそろハダニの被害がでてきます。

植え替え後3ヶ月経過、ハダニの被害が広がっています。葉の中心が茶色くなっているのはハダニの被害が出ている葉です。あまり農薬は使いたくないのですが果樹ではないのでハダニ用薬剤を使って駆除しますがなかなか耐性があるのか効きません。


NO.13141516
イメージ 種まき 種まき 種まき 種まき
作業時期 9月 (結実)10月 (晩期)10月 (刈り取り)11月 (採種)
作業内容

9月半ばになると開花も最終時期となります。花が咲いて結実しだすと今までのような元気が無くなり株が倒れだします。そのままでは見苦しいので支柱等で柵をつくって支えたりしています。

開花もほとんど無くなり結実した実が枝からはずれて落ちだします。水面に落ちた実は成熟すると自然にはじけて種を放出します。

結実して種を放出した株は枯れだします。まだ未熟な株もありますがそれらの株を刈り取ってまとめて陰干しをします。穂先を下に向けて実が外れたとき水バケツで受けれるようにしました。

結実した実が弾けて種ができます。この種はバケツの底に沈んでいるので集めてジャム瓶に入れ冷蔵庫で来春まで保管します。